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今年最後の仕事はWordPressをレンタルサーバーからローカル環境へ

思いがけず時間がかかってしまいました。
WordPressで作ったサイトをクライアントさんのレンタルサーバーからローカル(InstantWordPress)にコピーし、バックアップを取ろうというものです。

プラグインを使うと簡単にできるだろうとたかをくくっていたのですが、かえって苦労する結果になりました。
レンタルサーバーはロリポップ、WordPressは4.4、試したプラグインは以下のとおり。
UpdraftPlus Backup and Restoration
Duplicator
All-in-One WP Migration

どのプラグインもエラーが出て中断。その都度、対処法を調べて少し進んだと思っても、結局ダメでした。
最後のAll-in-One WP Migrationに至っては、かなり順調に進んでいて、なんだ、最初からこれにすれば良かったと思っていたのに、データベースのインポート段階になったら何時間経っても終わらず…。

そこでシンプルにファイルをコピー、phpMyAdminでデータベースをエクスポート>インポートする方法に切り替えました。

それでも何度も壁に突き当たり、悩んだので、次回のために記録を取っておこうと思います。

まずInstantWordPressのphpMyAdminでインポートができないという壁。
これはエクスポートの仕方が悪かったようで、エクスポートをやり直して解決しました。


やった~

そして options というテーブルを選択して、siteurl とhomeをローカル用に書き換え。

2015123102

2015123103

特殊なケースですが、このデータベースにはWordPressが2つ自動インストールされていて、 wp1_ とwp2_ と接頭辞が付いているので注意。

wp-config.phpはここを書き換える。

/** The name of the database for WordPress */
define(‘DB_NAME’, ‘データベース名’);
/** MySQL database username */
define(‘DB_USER’, ‘root’);
/** MySQL database password */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘’);
/** MySQL hostname */
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’);

次なる壁はPHPのエラー。
Warning: Cannot modify header information – headers already sent (output started at script:line)

header関数より先に何かを出力しているということですか?
心当たりなし。
echo も空白も改行もありません。
問題のファイルをUTF-8 BOMなしで保存し直したり、InstantWordPressのphp.iniの設定を変えてみたり…。
いろいろやっているうちに、今度は真っ白になってしまいお手上げ状態。

ファイルを入れ替えたりしているうちになんとか解消して、次の壁はログインしようとするとレンタルサーバーにリダイレクトされる問題。

wp-config.phpにこんなのを加えてみる。
define (‘WP_SITEURL’, ‘http://localhost:ポート番号/フォルダ名/’);
define (‘WP_HOME’, ‘http://localhost:ポート番号/フォルダ名/’);

そうこうするうちになんとか管理画面にも入れたし、サイトの表示も正常?と思った矢先、なんか違う!?
プラグインが不足していたり、テーマが壊れていると言ってきたり。
ウィジェットやメニューの設定は一からやり直しでした。(なぜだろう?)

すっきりしないところはあるものの、とりあえず無事に複製できたようなので今年の仕事納めです。

なぜ論理的思考ではダメなのか

「論理的である」とか「筋が通っている」ということは大切だと私は思っていました。
ところが論理が通じない相手がいるのも確かで、どれだけがんばっても話が噛み合わないまま関係は悪化します。
「なぜ?」「どうすれば?」と何年も考え続けてきたものです。

そんな疑問解決へのヒントを教えてくれた本が『論より詭弁 ―反論理的思考のすすめ―』(香西秀信 著)でした。

著者によれば、論理的思考は「論者間の人間関係を考慮の埒外において成立しているように見える・・・あるいは・・・対等の人間関係というものを前提として成り立っているように思える・・・だが、われわれが議論するほとんどの場において、われわれと相手との人間関係は対等ではない。われわれは大抵の場合、偏った力関係の中で議論する。そうした議論においては、真空状態で純粋培養された論理的思考力は十分には機能しない。」

「詭弁」という言葉にはあまり良いイメージはありません。
しかし、「詭弁とは、自分に反対する意見のこと」であり、「勢力のない側の意見のみが詭弁として非難される」というのです。
詭弁OK、論点をすり替えて何が悪い…目から鱗です。

そうかー。対等でない関係にあっては必ずしも論理が通用するわけではないのか。

難しく感じるところもありますが、電車の中で読んだりするとひとりでニヤニヤしてしまいそうな楽しい文章でした。

「人に訴える議論」として、聖書からいくつか例が挙げられています。

【その1】
ある安息日のこと、食事をするために、あるパリサイ派のかしらの家にはいって行かれたが、人々はイエスの様子をうかがっていた。するとそこに、水腫をわずらっている人が、みまえにいた。イエスは律法学者やパリサイ人たちにむかって言われた、「安息日に人をいやすのは、正しいことかどうか」。彼らは黙っていた。そこでイエスはその人に手を置いていやしてやり、そしてお帰しになった。それから彼らに言われた、「あなたがたのうちで、自分のむすこか牛が井戸に落ち込んだなら、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者がいるだろうか」。彼らはこれに対して返す言葉がなかった。(口語訳 ルカ14:1-6)

【その2】
イエスはオリブ山に行かれた。朝早くまた宮にはいられると、人々が皆みもとに集まってきたので、イエスはすわって彼らを教えておられた。すると、律法学者たちやパリサイ人たちが、姦淫をしている時につかまえられた女をひっぱってきて、中に立たせた上、イエスに言った、 「先生、この女は姦淫の場でつかまえられました。 モーセは律法の中で、こういう女を石で打ち殺せと命じましたが、あなたはどう思いますか」。彼らがそう言ったのは、イエスをためして、訴える口実を得るためであった。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に何か書いておられた。彼らが問い続けるので、イエスは身を起して彼らに言われた、「あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」。そしてまた身をかがめて、地面に物を書きつづけられた。これを聞くと、彼らは年寄から始めて、ひとりびとり出て行き、ついに、イエスだけになり、女は中にいたまま残された。(口語訳 ヨハネ8:1-9)

論理的に考えれば、これは詭弁であり、論点のすり替えではないか、というわけです。

ちなみに、私は著者と直接の知り合いではありませんが、大学では後輩にあたり、同じ時期に在学して、同じ先生方の講義を受けていたと思われます。
生成文法理論の一派と創始者ノーム・チョムスキーをチクリと刺すような表現があったりして、おバカな学生であった私には理解できなかった(今も同じですが…)ものの、ちょっと懐かしい気持ちになりました。

二つの顔を持つボッティチェリ

来週で期限が切れる渋谷までの電車の回数券をもらって、「ボッティチェリとルネサンス」展に行ってきました。

ボッティチェリの《聖母子と洗礼者聖ヨハネ》は5月6日までの期間限定で既に終了、実物を見られなくて残念でしたが、絵画その他の展示物はもちろん、当時のフィレンツェの経済、社会の様子、宗教と道徳、倫理、メディチ家とボッティチェリ、そしてドミニコ会修道士サヴォナローラの関係やその人々の生涯などなど説明も興味深く、世界史に疎い私に「もっと知りたい」と思わせてくれました。

暑い日でしたが、館内は22度に保たれていて、かなり涼しく、ブランケットの貸し出しサービスがありました。(実際にブランケットを借りている人は見かけませんでしたが、室温は想定外でしたので、あやうく風邪を引くところでした。)

《受胎告知》のフレスコ画は幅5メートル。少し離れないと全体を見られません。

ボッティチェリ 受胎告知

 

ボッティチェリと言えば、《ヴィーナスの誕生》《春(プリマヴェーラ)》のような優美な印象がありました。
今回もヴィーナスだけ取り出したのが展示されていて、その美しさにうっとり。

でも、ちょっと前に読んだ本で、実はボッティチェリが活躍していた時代には、「知的で質実剛健、物語性の強い絵画を描く画家」と評されていたことを知りました。(『誰も知らない「名画の見方」』高階秀爾)

たとえば、システィーナ礼拝堂の《反逆者たちへの懲罰》
botticelli_反逆者たちへの懲罰
反逆者たちというのは、旧約聖書に登場する「コラ、ダタン、アビラム」ですね。
同時代の人たちはこのような絵を見ていたということです。

「代表作だけが巨匠のすべてではない」(高階)
ボッティチェリは、生涯のそれぞれの段階で何を思い、何を求め、自分の本当の「代表作」は何だと考えていたでしょう。
ちょっと日常から離れた空想を楽しむ機会をいただきました。

Art 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書)

脱出の道

20150523

「指定した式の構文が正しくありません。たとえば、演算子がないときにオペランドを指定しています。」
とAccessに怒られることがあります。でも何が間違っているのかは教えてくれません。不親切ですね。
たいてい、半角スペースがちゃんと入っていないとかいった些細なことなのですが、 =Trim([ABCED] & ” ” & [FGH] & ” ” & [IJKL])  みたいなのをいくら見つめても、どこが違うの~?ということが多い。
そんなときは落ち着いてやり直しです。

さらに、目的とする結果をどうやって自動処理で出すか悩んで行き詰まることはよくあります。
そんなときも、結局は落ち着いて論理を詰めることです。

ほとんどの場合、「脱出の道はある」ことを体験しています。

人生も同じ。万事休す、絶体絶命ということもありますよね。
でもきっと、脱出の道はある。

虫(なんか描いてる場合か…)が白い紙の上を歩いています。

テントウムシ01
ところが、紙にぐるっと円を描くと、出られなくなってしまう、なんてことがあるそうです。

テントウムシ02
紙に描いただけの線を乗り越えるなんて簡単なことに思えるのですが、そんな、自分は高等生物だと思っている人間もやはり行き詰まり、にっちもさっちも行かなくなることがあります。

3次元
みんな体験から知っているのは、「備えられた時がある」と後から分かることが多いってこと。
XYZの三次元に ” t “ という時間軸を加えて考える。
脱出の道はある。焦らず落ち着いて行こう、と自分に言い聞かせてみる。

 

 

恐るべし大根飴

20150506_032001981_iOS

風邪を引いたのか、土曜日の夜から喉が痛くなりました。特に朝がひどくて早朝に目が覚めてしまいます。

こんな時は、昔ながらの大根飴。
私は、大根と生姜と蜂蜜で作ります。
朝飲むと、かなり楽になるので、その後、喉の痛みを忘れてしまうくらいです。
おばあちゃんの知恵袋、恐るべし。

でも根本的に治さないとだめですね。
世の中は大型連休だと言うのに、肩にシップとカイロを貼りドリンク剤を飲んで日がな一日パソコンにへばりついて仕事をしているようでは・・・。

 

IMG_0506

桜も盛りを過ぎ、新緑の季節へと移っていきます。
両親が花好きで、家の周りには芝桜、チューリップ、マーガレット、山吹、矢車草、と絶えず花が咲いていました。
野の花の、すみれ、れんげ草、ヒメジオン、いぬふぐりも懐かしい。

暗い子どもだった(?)せいか、道ばたに少しうつむいて咲いているすみれは特に好きでした。

日のささぬおどろがもとの花菫 薄紫に咲きにけるかな    正岡子規

茨にふさがれても咲くすみれの強さを見ならわなくては。

Windows Updateの問題

20150401
確定申告が終わる16日までは息つく暇がなかったのですが・・・その頃からどうもパソコンの調子が悪く、「壊れたのかなあ」と泣きそうになっていたら、Windows Updateの仕業だと判明しました。3033889の更新プログラムが、日本語または韓国語のIMEを使用するシステムでエクスプローラーが応答しなくなるのだ、と。
私の場合、仕事で相当の時間、Windowsを使うので、たびたびハングされて困りました。再起動にも異常に時間がかかるのです。
18日~19日に修正プログラムが出たことは知っていたものの、そのうち通常のWindows Updateが来るだろうと待っていましたが、自動的に修正される様子はなく、先日、ようやく自分で取りに行きました。 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3048778

結果、あっけなく問題解決です。めでたし、めでたし。

花は咲く

201503114年前の3月11日の朝、ウグイスの声を聞いて、もう春だなあと感じたことを覚えています。
のどかな一日になるはずでした。
そして、午後。確定申告書を郵送して、ほっとしたとき、あの地震が起きたのでした。

多くの命が失われ、夢や計画が中断され、今も苦しみは続いていることを忘れるわけにはいきません。
被災地を支援する団体のブログをいくつか購読していますが、復興はまだまだこれから、と思わされます。
JCN(東日本大震災支援全国ネットワーク)のような大規模な連絡組織もあり、参加されている団体のサイトでも、それぞれどのように取り組みを継続され、今何が必要とされているのか、といったことを知ることができます。

私自身の生活にも大きな亀裂が生じましたが、様々なことを教えられた4年間でした。
NPOとしての活動の他に、個人的に寄付をしたり、福島で仮設住宅に住む方々に衣類を送らせていただいたりもしました。
でも、「本当の支援」って何だろう・・・。今でもよく分からないし、(うまく言えませんが)違和感を感じることもあります。

今日、青い空を背景に梅の木々が力強く花を咲かせているのに出会いました。
傷つき、疲れを覚えている方々の心に新しい花が咲くことを願います。

 

 

医療費控除の確定申告

国税庁「平成26年分確定申告特集」というサイトがあります。
「初めての方」向けの説明、「動画で見る確定申告」など工夫が凝らされています。

ところで、よく似たページで「平成26年分確定申告特集(準備編)」というのを見つけました。

20150208-01

「1月上旬にリニューアル予定」と書いてあるので、その前に作られていたものでしょう。
こちらには「医療費控除の準備等」というページがあり、「医療費集計フォーム」がダウンロードできるようになっています。私は使っていませんが、便利そうですね。

20150208-02

説明もあります。親切。

20150208-04

 

医療費は10万円を超えないと控除の対象にはならないと考えがちなのですが、実は所得金額によっては医療費が10万円以下でも控除が有効になる場合があるので、領収書をとっておくとか、バスや電車を使った記録をつけておくとかいうことは大切なのですね。(自分は何もしていないのですが・・・)
今年から始めようかな。